健康効果

日本酒に含まれている成分

日本酒の成分にはさまざまなものがありますが、その中で味わいを醸し出す重要な成分として種々のアミノ酸の働きがあります。
日本酒にある独特の苦さはバリン、イソロイシン、ロイシン、プロリン、アルギニンに由来するものであり、甘みはアラニン、アルギニン、ヒスチジンに由来するとされます。

バリンは必須アミノ酸のひとつであり、医薬品としては低タンパク質血症、低栄養状態などに処方されることがあります。
イソロイシンは必須アミノ酸のひとつであり、これが不足すると骨格筋に障害が起こることがあります。
ロイシンは必須アミノ酸のひとつであり、これも不足すると骨格筋に障害が起こることがあります。

プロリンは、肌の表層を守ってくれる角質層の保湿を行う、天然保湿成分として重要な働きをしてくれます。
「日本酒が肌にいい」というのも、この成分に由来すると考えられます。
アルギニンはオルニチン回路の構成因子として、アンモニアの解毒などに効果を発揮してくれます。

アラニンは、アルコールの代謝を促進している可能性や、肝障害の改善にも寄与している可能性があるといわれます。
ヒスチジンは必須アミノ酸のひとつで、体内での酵素活性に寄与します。
百薬の長」と呼ばれてきた日本酒に4つの必須アミノ酸が含まれていることは面白いものですが、もちろん飲みすぎは身体に毒です。